Umberto Martinengoの徒然なる日々

IMFの文書・メディアリリースを見て一人であれこれ考えます。

Videos & Transcripts


国際機関であれば、最近ではPress Briefing と事後のTranscriptは提供されてアップされるのが一般的になりつつある。


ややアナログな分析ではあるが、その応答ぶりからPress Briefingの話し方と合わせ得られる情報は貴重であると考えている。


一般にBriefingで使われる表現は平易かつわかりやすい。おそらく様々なルールや内部モニタリングが生み出した産物であろうが、外部のエコノミストや一般人にとっても理解しやすい。ただ発行される量も多く、プロダクトと合わせて読む必要があるので情報収集も工夫が必要なところである。


状況が許すなら、要領よく立ち回ろうとせずに、まずは理屈を言わずに飛び込んでみるのも方法である。私はこれでひどい目に遭ったが(未だに負担を感じることを告白せねばならない。今や避けることはないが)、そのうちに慣れる類のことである。


IMFからは毎年、大量の文書、レポート、リリースそれにスピーチが出てくる。ざっと把握するのもよいが、基礎体力を鍛えながら敢えてこの森に足を踏み込む者が居ても良いと考える。もちろん情報には限界とバイアスがあること、さらに木を見て森を見なくなるリスクを十分に念頭に置かねばならない。

FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣
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ダニエル・カーネマン 心理と経済を語る
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予想どおりに不合理: 行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)
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